アニメの主人公はネコ。ワクチンを接種したネコの体内でいかにして抗体ができるか、アニメは実に上手に説明している。ワクチンは体内に入るとウイルスに扮し、あの手この手の手段で体内細胞に自分を覚えこませ、やがて戦いに負けて死んでいく。そのかわり細胞にはワクチンのダイイングメッセージが残される。「ぼくを覚えていて」と。戦う相手を覚えたネコの細胞は、道でコロナウイルスに感染したパンダに遭遇した際に、すぐに敵を認知し、一瞬のうちに相手を叩くことができる。ネコが主人公だと感化させやすいのか、コメント欄にはネコのほうが人間よりなんでも上手にできるが、ワクチンの宣伝は特に上手だという書き込みも現れた。