新型コロナウイルス

インド コロナ「デルタプラス」を「懸念すべき変種」と認定 感染、ワクチンによる免疫も効果なし

インド保健省は、インドのSARS-CoV-2ゲノミクスコンソーシアム(INSACOG)が、コロナウイルス・デルタプラス(B.1.617.2.1)の株を「懸念すべき変種」と認定したと発表した。デルタプラスは一度感染した人やワクチンを接種した人の免疫にも抵抗を示す。
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インド保健省は人口密度の高いマハーラシュトラ、ケララ、マディヤ・プラデーシュの各州政府に対し、ウイルスについて警告を発した。このウイルスはデルタ株(インド菌株)のさらなる変種。

インドの数十の研究所の科学者によると、「デルタ・プラス」は従来の株とは異なり、拡散速度が速く、肺細胞への感染がより深刻であるため大きな憂慮を呼んでいる。科学者らの中には、この新種の株には抗体による保護も歯が立たないという見方を示している。

デルタ」と命名されたコロナウイルスの株は昨2020年10月にインドで発見され、その後、日本を含む世界各地に拡散した。

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