大祖国戦争の開始80年を記念するイベントがロシア軍主聖堂で開催【写真・動画】

ロシアで「記憶と悲しみの日」にあたる6月22日、大祖国戦争の開始80年を記念するイベントがモスクワ州クビンカ市にあるロシア軍主聖堂で開催された。美術館「記憶の道」の公式サイトで発表された。
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この日、ロシア軍主聖堂の周囲では黙祷が捧げられ、兵士らは記念碑「勝者たちの母」に献花を行った。

​このイベントにはロシア航空宇宙軍のアンサンブルや対空・対ロケット防衛特殊部隊のオーケストラが参加した。また、戦略ロケット軍と工学軍はロシア正教のコーラス「信仰と祖国」を披露した。

​ロシア正教会宗務院のウラジーミル・レゴイダ広報委員長が自身のSNSアカウントから投稿したところによると、このイベントは30年の歴史を持ち、コーラスはロシア国内外で広く知られているという。

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大祖国戦争は1941年6月22日に始まった。未明にナチス・ドイツは宣戦布告することなくソ連に侵攻を開始した。

1992年7月13日、ロシア連邦最高会議幹部会の決定により、 6月22日は「祖国防衛者を祈念する日」に定められた。そして1996年6月8日の大統領令により、「祖国防衛者を祈念する日」は「記憶と悲しみの日」に改名された。

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