紛争地の住民の80%超は難民状態=赤十字

現在、軍事紛争が行われている地域の住民の80%超は難民状態にある。赤十字国際委員会のペーター・マウラー総裁が明らかにした。
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モスクワで開催された国際安全会議でマウラー総裁は、「軍事紛争地域の住民の80%超は避難民となっており、自分の家を離れなくてはならない」と指摘した。

住居を追われた人、2020年におよそ300万人= UNCHR
同氏によれば、このため、紛争の人道的な影響はより広範にわたり、さらに、コロナウイルス感染症の拡大や他の要因による問題が追い打ちをかけている。

赤十字国際委員会の総裁は、この状況でとても重要なのは、世界中でこうした問題の解決を図ろうとしている軍隊や国際機関の意見や声を聞くことだと強調する。

マウラー総裁は、赤十字の代表はロシアとの緊密な関係を築いていると述べ、「私たちは、シリアやナゴルノ・カラバフなど、さまざまな国で活動している」と語った。

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