また「デルタプラス」は、モノクローナル抗体に耐性があり、免疫を「回避」する能力を持っているとことも、医師や当局の懸念を呼んでいるという。
グレリア氏によると、現在、インドのSARS-CoV-2ゲノミクスコンソーシアム(INSACOG)の専門家らは、既存のワクチンが新規変異株に対してどのくらい効果的であるかを評価するため、新しい変異株の研究を続けている。
先にインド保健省は、人口密度の高いケララ州、マハラシュトラ州、マディヤ・プラデシュ州の当局に対し、新規変異株の危険性について警告した。特に、デルタプラスは肺の細胞に取り付きやすい可能性があることがわかっている。
疫学者らによると、新しい変異株は、スパイクタンパク質のK417N変異を保有する。K417N変異は、新型コロナウイルスに感染した人やワクチン接種を受けた人の抗体活性を低下させることができるという。
先に生物学博士が、インド型の主な危険性を明らかにした。
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