専門家が警告 世界的な債務危機の発生

国内総生産に関わる世界的債務は、第2次世界大戦後にしか見られなかった記録的な水準に達し、それにより、金融政策の締め付けに向けた主要な世界経済の転換は3~4年後にはすでに債務危機に陥るおそれがある。ロシアの金融グループBCSミール・インベスツィチの資産管理人アンドレイ・ルセツキー氏が指摘した。
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ルセツキー氏は、「2020年の危機後、世界の国家および企業の債務が第2次世界大戦後にしか見られなかった経済レベルまで増大したことから、私たちは有効なアプローチを検討している。現在、世界の中央銀行は、柔軟な金融政策を維持し、均衡以下で金利を維持しているが、利上げは時間の問題といえる」と強調した。

同氏は、1999年以降、すべての危機は米国の連邦準備制度による利率の値上げ後に始まったと指摘した。

専門家の予想では、米国と欧州中央銀行はいずれにせよ2023年には金利の値上げに着手するという。

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