テレビ局「中国中央電視台」のインタビューで同研究員は、「その可能性(世界中に菌株「デルタ」が蔓延)は十分ある。特に、この菌株の高い感染性・伝染力は、ウイルスを生き永らえさせ、感染を拡大させる力となり、つまり、次の段階でこのウイルスの感染拡大のレベルがますます増大するおそれがある」と指摘した。
同氏によれば、「菌株『デルタ』」はおそらくパンデミック拡大の次の段階で世界中の多くの国と地域で支配的なウイルスになるという。
菌株「デルタ」は現在、多くの国で確認され、インドの医師らによれば、インドでの新型コロナウイルス第2波の主たる原因となった可能性があるとされる。
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