中国 2033年には火星有人ミッション始動へ

中国は火星への有人ミッションを12年後の2033年にも行う計画であることを、同国最大のロケット製造業者「中国運載火箭技術研究院(CALT)」のワン・シャオジュン主任が国際宇宙空間調査会議の席上、明らかにした。中国共産党の英字新聞「環球時報 (Global Times)」が報じた。
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中国、火星や木星を探査するための新たなミッションを計画
Global Timesの報道によれば、中国は、2033年から2043年までの間に2年おきに合わせて5度の有人ミッションを計画している。

ロイター通信の報道によると、中国の長期計画では、火星に常設の居住基地を建設し、地下からの水の汲み上げや酸素の合成、発電など、火星の資源利用が計画されている。

中国は2030年末までに火星への無人探査を行い、土壌サンプルを地球に持ち帰ろうと目論んでいる。また、有人探査に先立ってロボットを火星に送り込み、基地建設の候補地を探査したり、資源の採取システムを構築させる計画。

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