新型コロナウイルス

アストラゼネカ製ワクチンを接種した英国人男性、頭蓋骨の一部を切除するも死亡

英国で、アストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた男性が接種後に激しい頭痛に襲われ、頭蓋骨の一部を切除する手術を受けたが、その甲斐なく、死亡した。英タブロイド紙ミラーが報じた。
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男性の婚約者のビッキー・スピットさんによると、婚約していたザイオンさん(48)は、いつも「極めて健康」だったが、アストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けてから8日後に激しい頭痛に襲われた。ザイオンさんはベッドから起き上がることができなくなり、スピットさんは救急車を呼んだ。

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到着した救急隊員は、ワクチン接種を背景とした片頭痛だと思ったという。しかし数日後、ザイオンさんの容体は著しく悪化し、スピットさんによると、脳卒中のような発作が起こり、救急車を呼んだ。そして救急搬送中に再び発作が起こったという。ザイオンさんは緊急手術を受けた。

手術を取り仕切った脳神経外科医によると、「(ザイオンさんの)脳への圧力が巨大だった」ため、手術ではザイオンさんの頭蓋骨の「どっしりとした一部」が切除された。

スピットさんは当時を振り返り、医者たちから、このようなものは見たことがないと言われ、一命をとりとめたとしても、ザイオンさんは植物状態になるだろうという否定的な見通しを伝えられたと語った。また医師たちはスピットさんに、これはワクチンによる影響だと述べたという。ザイオンさんは死亡した。

今後、ザイオンさんの死に関する調査が行われる予定。現在のところ、ザイオンさんは、ワクチン接種後の合併症による出血によって引き起こされた不可逆的な外傷性脳損傷が原因で死亡したとされている。

これより前、英国ではアストラゼネカ社製のワクチン接種後に3例の脳卒中が報告され、オーストラリアでは同ワクチン投与後に6例の血栓症が確認されている。11日、アストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた男性(40)が亡くなったことも明らかになった

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