独メルケル首相、英国からEUへの入国禁止を提案 「デルタ株」の拡大受け=メディア

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は28日、英国での新型コロナウイルス「デルタ株」の拡大を受け、欧州首脳らと英国からのEU域内への入国を禁止する案について協議する。英タイムズ紙が報じている。
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同紙によると、メルケル氏は新型コロナウイルス「デルタ株」の拡大を受け、英国を「懸念国」と宣言する意向。ワクチン接種が完了した人でも入国を禁止するという。

同紙は、この案にはギリシャ、スペイン、キプロス、マルタ、ポルトガルが異論を唱えるだろうと指摘している。

専門家が懸念 菌株「デルタ」が世界で大流行

また、同紙は、7月初旬に英国のボリス・ジョンソン首相がメルケル氏と会い、この決定を再考するよう説得を試みるだろうと記している。

先に、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は、インドで初めて検出された新型コロナウイルス変異体の「デルタ」株はこれまで発見されてきたコロナウイルスの菌株の中では感染性は最大で、ワクチンを接種していない市民の間で急速に感染が拡大しているとする声明を表した

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