福島の水素燃料電池車 仏の最高記録を塗り替え、世界一を樹立

自動車評論家の国沢光宏さんの呼びかけで、福島県で作られた水素を充填した燃料電池車の走行距離の世界記録に挑戦していたチームは28日いわき市を出発し、翌日29日、東京都豊洲の水素ステーションに到着して、フランスが樹立していた世界一記録の1003キロを42.5キロ上回る1040.5キロを達成した。国沢さんのサイトが発表している。
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同サイトによれば、チャレンジは1000キロメートル以上を10人でたすきを渡すリレー形式で行われた。燃料電池車が1回の水素充填で走った世界記録は、研究者の間ではトヨタMIRAIの水素タンクマン充填で走ったフランスでの1003キロメートルとされており、国沢さんらはこの記録を上回ることを目標に据えた。

結果は、平均で水素燃料1キロで197キロメートルの燃費で走行し、見事フランスの世界記録を打ち破った。国沢さんたちの出していたこれまでの記録を37キロ上回る新記録となった。

NHKの報道によれば、国沢さんは、どしゃ降りの悪天候で記録を出すには難しい条件だったが、なんとかみんなですばらしい記録を出すことができてとてもうれしく思います」とコメントしている。

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