世界中の研究者が、建物や構造物を地震の被害から守る効果的な方法を模索しており、ここ数十年間で、受動的エネルギー散逸に基づいたアプローチが開発されてきた。
ヴァトカ国立大学の建築・機械構造学科のユーリー・ユルキン学科長は、そのアプローチを元に剛性、弾性、機械的損失の大きい接触角を備えた素材を開発した。
この素材が類似の素材と大きく異なる点は、自己拡張性があること。ユルキン氏によると、この特性により独自の開発が可能になったという。
マドリード工科大学で行われたテストでは、ユルキン氏らが開発した新素材の効果が確認され、耐震性が認められたという。
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