トルコが女性への暴力を禁止したイスタンブール条約を脱退、米国が失望感示す

米国務省のネッド・プライス報道官は、トルコ政府が「イスタンブール条約(女性に対する暴力と家庭内暴力の防止と撲滅に関する欧州評議会条約)」から脱退したことを受け、深く失望したとのコメントをツイッターに投稿した。
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プライス報道官はツイッターへの投稿でトルコ政府の決定に「深い失望感」を示した。

トルコがイスタンブール条約から脱退したことは深く失望させるものであり、この一歩は女性に対する暴力を防止する国際的努力において後退にほかならない。我々は全ての国に対し、性的特徴を土台としたあらゆる形態の暴力を予防し、対応する体制を強化することを呼びかける。

トルコは3月、イスタンブール条約からの脱退を表明した。タイイップ・エルドアン大統領はこの点について、同条約が同性愛を規範とさせるために使用され、LGBTコミュニティによって「支配された」ことを理由として指摘した。

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