バグラム基地は直近20年にわたりアフガニスタン領内における米空軍の主要基地だった。
CNNテレビによると、バグラム基地からの撤退は有志連合軍がアフガニスタンを撤退する象徴となるはずだった。しかし実際には、カブール空港およびカブール市内の米国大使館の安全維持のために約1000人が国内に留まっている。ただしAP通信によると、近いうちにこの人数は650人まで削減されるとみられている。
米国は今後もアフガニスタン政府に支援を続けると約束している。
一部専門家らは、外国軍の撤退により内戦の再発や「タリバン」の最終勝利を招きかねないと指摘している。20年前、タリバンと同国政府との交戦が米軍駐留の原因となった。
スプートニク通信ではこれより前、アフガニスタンを撤退する米国軍に対し、パキスタンが自国基地の提供を拒否したことを取り上げた。
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