米軍 アフガニスタン政府に大型空軍基地を引き渡し

米軍はアフガニスタン政府に大型空軍基地バグラムを引き渡した。2日、同国国防省を引用しテレビ局「TOLOnews」が報じた。
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報道によれば、アフガニスタン軍への同基地の引き渡しは、2500人から3500人の米兵の大部分がアフガニスタンから退去したことを意味しているという。

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米軍は、カブールから60キロに位置する同基地を約20年にわたり使用してきた。

前日、アフガニスタンのビスミラフ・ムハンマディ国防相代理は、米国防総省のロイド・オースティン国防長官との電話会談の際に両国の戦略的軍事協力について討議を行ったことをアフガニスタンの国防機関のプレスセンターが明らかにした。

発表では、「米国国防長官はテロリズムとの戦いにおけるアフガニスタンの軍および治安部隊の積極的かつ素晴らしい役割について高く評価し、米国は、資金と装備、専門的準備の分野でのアフガニスタンの軍および治安部隊との長期的協力に貢献したと強調した」と述べられた。

一方、ムハンマディ国防相代理は、国防および治安維持部隊の装備と訓練、財政におけるアフガニスタン国民と政府との絶え間ない協力に対し米国に感謝を述べ、特に財政面とアフガニスタン空軍の航空機の増強について強調した。

米国は5月1日にアフガニスタンからの軍の撤退を開始し、9月11日には完全に終了することになっている。

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