新型コロナウイルス

アストラゼネカ製ワクチンと伝令RNAワクチンの混合でコロナ予防効果は増大

ドイツのイエンス・シュパン保健相は、アストラゼネカ製ワクチンと伝令RNA技術を基にした薬剤を組み合わせた場合、コロナウイルルに対する予防効果が高まり、ワクチン接種の期間を短縮させることができると指摘した。
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前の日もドイツの常設ワクチン接種委員会の専門家らはアストラゼネカ製ワクチンと伝令RNAを基盤にしたワクチンを組み合わせるよう進言したばかり。

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シュパン保健相は今回の改訂の前提として、アストラゼネカ社の2つの成分を用いたワクチン接種よりも、混合ワクチン接種の方がコロナウイルスに対する予防効果が高いという新たな研究結果が出たことを明らかにしている。シュパン氏は2日の記者会見で「この提言は、十分な数の伝令RNAベースのワクチンがあるため、迅速に実施することができる。この推薦により、アストラゼネカ社のワクチンの魅力がより増した」と、述べた。

シュパン保健相によれば、この組み合わせは部分的には伝令RNA技術を元に作られたファイザーとバイオエヌテックの混合によるワクチンよりウイルスに対する優れた防御性を示している。このほか混合ワクチンは1回目と2回目の接種の間隔を現在の4週間から9~12日間まで短縮させることができる。

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