アフガン軍1000人超 タリバンとの衝突でタジキスタンに越境撤退

タジキスタンの国境警備隊は、「タリバン」との衝突で撤退したアフガニスタン軍人1000人以上を自国に受け入れた。タジキスタン国境警備隊の情報をもとにタジキスタン国営ホヴァール通信が報じた。
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報道では「タリバン勢力とアフガニスタンの軍事衝突があり、1037人のアフガン軍人が撤退し、自らの命を救うために国境を越えた」とされている。

アフガン兵はアフガニスタンとタジキスタンの国境線のあらゆる地点から越境しており、最も人数が多かったのがホログ市(タジキスタン)の312人、続いてダヴロズ地方(同)の213人。

タジキスタン国境警備隊は、これらアフガン兵のタジキスタンへの入国を許可したという。

米国は5月1日以降、同盟国と調整としたうえでアフガニスタンからの軍撤退を9月11日までに完了させると約束している。米国は2020年、タリバン勢力代表と18年ぶりに和平協定を調印した。和平協定では14カ月以内にアフガニスタンから外国軍の撤退、また捕虜交換後のアフガニスタン政府とタリバンの対話開始が見込まれている。

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