新型コロナウイルス

英国 コロナ規制を7月19日に解除=ジョンソン首相

英国は、新型コロナウイルス感染対策としての規制を7月19日に解除する方針。ボリス・ジョンソン首相が5日の記者会見で発表した。
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ジョンソン氏は「新型コロナウイルス感染対策としての法的規制を解除し、各々が情報に基づいて独自に対策を講じることが可能となる。屋内および屋外イベントの人数制限を撤廃し、ナイトクラブを含む全ての事業者の営業を再開する」と述べた。

また、ジョンソン氏は、9月までに国の成人全員に2回のワクチン接種を完了させるとした。「ワクチン接種キャンペーンを強化する。18歳以上の国民全員が9月中旬までに2回のワクチン接種を完了できるよう、40歳未満の人の接種間隔を12週間から8週間に短縮する」と表明した。

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規制解除後は、国の人口の85%以上を占めるイングランドの住民に対し、マスク着用義務やソーシャルディスタンス確保の義務も廃止するという。また、大規模イベントの開催規制や在宅勤務の推奨も停止する。

英国政府は新型コロナウイルスに関連する規制措置の解除を6月21日に予定していたものの、インドで発生した変異種「デルタ株」の急速な感染拡大により、規制解除は4週間延期された。NHKの報道によると、こうした状況から、専門家などからは規制解除に対し懸念の声も上がっている。

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