茂木外相は「7月8日、アストラゼネカ社製ワクチン約113万回分を台湾へ空輸する予定」と明らかにした。
茂木氏は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の際、台湾から様々な支援を受けたことに言及し、「台湾の方々が困難に直面する中、我が国からのワクチンの供与が、台湾における新型コロナの感染拡大の防止に寄与することを期待している」と述べた。
台湾では新型コロナウイルスのワクチンが不足している。日本政府は6月、アストラゼネカ製のワクチン124万回分を台湾に無償提供した。
一方、中国政府は、台湾市民に対し、中国本土での新型コロナウイルスのワクチン接種を呼びかけている。
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