ロスコスモス代表 宇宙ゴミと国際宇宙ステーションとの衝突リスクで「NASAの脅威」に回答

米航空宇宙局(NASA)が宇宙ゴミと国際宇宙ステーション(ISS)との衝突の脅威を警告した。NASAは、宇宙ゴミが8日にも同ステーションに異常接近する可能性があると予想したが、しかし、ロシアの国営宇宙開発企業「ロスコスモス」のドミトリー・ロゴージンCEOは、これは同ステーションの脅威とはならないと考えているとテレグラムでコメントした。
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米国側のデータによれば、ISSへの宇宙物体の接近は日本時間で8日の22時16分と予想されている。もっとも接近した際の間隔は4.8キロと想定される。

ロゴージン代表は、「ヒューストン(NASA)は、明日、ある程度の確率で最高4.8キロまでISSへ未確認物体(宇宙ゴミ)が接近することを脅威と見ている。私たちが同意できるのは距離についての評価だけだ。私たちはこれを脅威とは断定しておらず、引き続き注視する」と語った

ロシアの監視データによれば、同物体はISSから4584キロ地点を通過するとされる。

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