トランプ前米大統領 フェイスブック、ツイッター、グーグルを相手取り訴訟

米国のドナルド・トランプ前大統領はフェイスブック、ツイッター、グーグルの各法人、また各社幹部を相手取り、個人のSNSアカウントを凍結されたとして民事訴訟を起こした。AP通信が報じている。
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トランプ氏はベッドミンスター市で演説し、「我々はフロリダ州南部地方裁判所に、SNSによる米国民に対する違法で恥ずべき検閲を直ちにやめるよう求めている。非合法なアカウント凍結、ブラックリスト化に終止符を打つよう求める」と語った

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フェイスブックおよびマーク・ザッカーバーグ同CEOを相手取った訴訟では、トランプ氏のアカウント削除は米国憲法に違反していると主張。同様の主張をツイッターとグーグル傘下のYouTube(ユーチューブ)に対しても展開している。トランプ氏は「我々は和解を望んでいない。何が起こるか分からないが、和解は考えていない」とし、今回の訴訟が米国内のSNS活動規制に影響を与えることに期待を表明した。

今年1月6日にトランプ氏の支持派が国会議事堂を襲撃したことを受け、ツイッターは1月9日にトランプ氏のアカウントを永久凍結した。同社ではトランプ氏が自身を支持するデモ参加者を煽り、暴動や暴力を呼びかけたと判断。トランプ氏のアカウントはインスタグラムとフェイスブックでも凍結されている。

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