スターリンがNetflix新シリーズ、世界の有名な僭主伝の表紙に【動画】

Netflixで近々、シリーズ『いかにして僭主となるか』が始まる。これは歴史上の有名な僭主らを扱ったものだが、トレーラーのトップには皮肉にもソ連の指導者ヨシフ・スターリンの写真が登場した。監督を務めるのは、あの『ゲーム・オブ・スローンズ』でティリオン・ラニスターを演じたピーター・ディンクレイジだ。
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ディンクレイジはシリーズのディレクターも兼任する。

YouTubeに公開の予告編の表紙には、スターリンが開拓者に語りかけるポスターが使用されている。また、Netflixの公式サイトの動画には、スターリンが赤の広場を行き交う市民に霊廟のポディウムから挨拶をしている写真が載せられた。

シリーズにはスターリン以外にも、アドルフ・ヒトラー、カダフィ大佐、サダム・フセイン、ベニート・ムッソリーニ、金日成などの独裁者の映像が登場する。また、あるアニメーションではヒトラーがスターリンにインクペンを渡すシーンがでてくるが、これは1939年にソ連とドイツの間で締結された独ソ不可侵条約に関係していると思われる。この条約締結後、ポーランド分割、そして大祖国戦争が始まった。

ヨシフ・スターリンは、1924年から大祖国戦争を経て、1953年までの間、ソ連を率いた。彼の行った国内政策は今日まで議論の対象とになっている。

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