ハイチ警察、大統領殺害に加担した28人の国籍を特定【写真・動画】

ハイチ警察はジョブネル・モイーズ大統領の殺害に関与した28人の身元を特定した。そのうち26人は南米コロンビア国民で、残る2人はハイチ国民だという。2人のハイチ国民はいずれも米国の国籍も所有している。ハイチ警察のレオン・シャルリ長官が明らかにした。
この記事をSputnikで読む

ハイチ警察は犯行に関与した28人のうち、これまで17人を拘束した。現時点で8人が逃亡を続けている。

シャルリ長官はロイター通信の取材に応じた中で、28人のうち2人はハイチ国民であることを明らかにした。AFP通信によると、ハイチ国民の2人は米国の国籍も所有しており、南部フロリダ州に暮らしていたという。

​拘束されたハイチ国民の1人、ジェームズ・ソラジュ容疑者は在ハイチ・カナダ大使館で警備員として勤務したほか、米フロリダ州の慈善団体でも活動していたとのこと。

​コロンビア国防省のツイートによると、大統領の殺害に加担した26人のコロンビア人はいずれも元軍人だという。コロンビア国防省はインターポール(ICPO)の正式な要請を受けて、犯罪に関与した国民の情報を提供した。これまでの情報によると、26人はいずれもコロンビア国防軍の元軍人とのこと。コロンビア政府は警察と軍に対し、迅速な調査を命令している。


ハイチのモイーズ大統領は公邸が襲撃を受けた際に致命傷を負い、その後死亡した。大統領夫人も負傷し、重体と報じられている。大統領夫人は米マイアミの病院に搬送され、治療を受けている。

コメント