クリスティーズは素画について「レオナルド・ダ・ヴィンチの画家としての比類なき技量の芸術的証拠だ」と発表した。
この「クマの頭部」は、個人が所有するダ・ヴィンチの素描8枚のうちの1枚で、1480年代前半に描かれた。年代については、専門家の間で意見が分かれているが、素描の重要性の評価については一致している。
落札予想価格は800万~1200万ポンドだった。7センチ四方のピンクがかったベージュの紙に銀筆で描かれている。ダ・ヴィンチはこのような技法をフィレンツェの画家アンドレア・デル・ヴェロッキオから学んだ。
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