マーク・トウェインが晩年を過ごした地所が売りに出される

名作『トム・ソーヤの冒険』で有名な米国人作家マーク・トウェイン(1835-1910)が晩年を過ごした、コネチカット州レディングの地所が420万ドル(4億2600万円相当)で売りに出された。トウェインはこの地所を最後に執筆した作品の『『ストームフィールド船長の天国訪問』にちなんで、「ストームフィールド」と名付けていた。世界の豪邸不動産を扱う「マンション・グローバル」のサイトが売出を公表している。
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「マンション・グローバル」のサイト情報によれば、地所の邸宅は伊トスカーナ地方のヴィラ様式で1908年に創建。敷地面積11.3ヘクタールで、邸宅の床面積は585平方メートル。母屋は作家の死後、1923年に起きた火災で焼失したものの、1925年には修復されている。創建当時の姿を止めているのはテラス、石壁、円柱と庭園の設計。

​地所の今の所有者は2003年に340万ドル(3億7400万円相当)で購入。

「広い草地に続く石の階段を下りていくのが好きです。かつてマーク・トウェインが下りた階段を。ここは本当に気持ちの良いところだ」現在のオーナーは地所の印象をこう語っている。

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