フィギュア特集

羽生選手 4回転半達成が最大の目標 SPの発表はなし ドリーム・オン・アイス

9日、横浜市のKOSE新横浜スケートセンターでフィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス2021」が開幕。羽生結弦選手(26)は北京五輪のショートプログラム(SP)の演目披露が注目されていたが、明かすことはなかった。中スポが報じた。
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同ショーでは通常、今シーズンの演目が披露されることから、特に今回は年明けの北京五輪のプログラムにトップスケーターらが使う曲目に大きな注目が集まっていた。ところが羽生選手はエキシビションの「マスカレイド」を演じるにとどまった。選曲について羽生選手は曲は決まっているものの、音源ができていないと語り、フリースケーティング(FS)は昨シーズンの「天と地と」を継続すると発表している。

​中スポの報道によれば、世界選手権2位の鍵山優真選手は(18)SP「ウェン・ユア・スマイリング」を、北京で金を狙う紀平梨花選手(18)はFSに「タイタニック」、世界選手権で躍進を見せた坂本花織選手は(21)SPに「グラディエーター」を披露した。

​羽生選手は五輪2冠の輝かしい成績を持ち、北京で3冠なるかと注目が集まっている。一方で米国にはネイサン・チェン選手、国内には鍵山選手という強力なライバル登場で世界選手権も3位にとどまった。五輪出場についての問いに羽生選手は、むしろ4回転半ジャンプの成功を「最大の目標」に据えていると答え、北京五輪については「道の中にあるのであれば」と答えるにとどまった。

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