新型コロナウイルス

武漢研究所からのウイルス漏洩はデマ 研究チームが確信的証拠を発表

生物学者、ウイルス学者のチームがコロナウイルスの発生起源は動物であることを裏付ける確信的な証拠を発表した。欧州原子核研究機構が所有するデータリポジトリ「Zenodo」に掲載された。
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研究チームには豪州、英国、米国をはじめとする諸国から20人以上が加わった。チーム内ではどの動物が感染源となったかについてはコンセンサスは得られていないものの、病原体が自然由来であることは強く主張されている。

武漢で研究のウイルス学者 考えられるコロナウイルス発生原因を指摘
「初期のコロナウイルス感染症が武漢ウイルス研究所と関係していたという証拠はない。一方で武漢の動物が売られている市場との明確なつながりがある。また、ウイルス研究所にSARS-CoV-2の前駆体があった、またはパンデミックの起きる前にその実験を行っていたという証拠もない」科学者たちはこう指摘している。

研究者たちは、ヒトの症例の中に武漢ウイルス研究所の活動と関連する可能性のあるものはないと述べている。また、この新型コロナウイルスは発生後、独自の変異を繰り返しながら生存率を高めていることから、ヒトに感染させるために人為的に作られたウイルスであるという説は否定されると指摘している。

チームは、これらのことがCOVID-19のパンデミックが自然発生の結果であることを裏付ける証拠だという帰結に至った。

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