中国当局 ジャイアントパンダを絶滅危惧種から除外 脆弱な種に認定

ジャイアントパンダが、中国の絶滅危惧種のリストから外されたことが分かった。英BBCが伝えている。中国当局は今回、ジャイアントパンダを絶滅危惧種から除外し、脆弱な種に認定した。中国では現在、野生のジャイアントパンダの個体数が1800頭に達している。
この記事をSputnikで読む

上野動物園のパンダの赤ちゃん 性別が判明
中国当局は、今回のジャイアントパンダの分類変更について、「生息環境が改善され、生息地保全の中国の努力を反映したもの」との考えを示している。

当局の専門家は、中国は生息地の拡大などを含めた長期的に保全活動により、ジャイアントパンダを救うことができたと指摘している。

中国はパンダを国宝としているが、一方で外交手段として他国に貸し出している。中国国外の動物園で飼育されているパンダは、中国が所有する動物とされている。

関連ニュース

コメント