露米協力の好例 ロシアのシリア国連決議を米国が評価

米国のジェフリー・プレスコット国連次席常駐代表は電話ブリーフィングのなかで、国連安全保障理事会がシリア向け人道援助の輸送に関する決議を採択したことは露米の外交官努力の好例となったこと、米国はこの成功のさらなる発展を期待すると述べた。
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国連安全保障理事会はシリアとトルコの国境検問所バブエリハヴァの作業をさらに半年延長するというロシア、米国、アイルランド、ノルウェーの提案した決議を7月9日、全会一致で承認した。

プレスコット国連次席代表は次のように述べている。

「ロシアと米国がこの合意を策定し、シリア国民が味わっている、苦しい人道状況を軽減するために、これだけの外交作業を行うことができたことをうれしく思う。(バイデン)大統領は昨日、プーチン大統領と話し合う機会を得た。両首脳は、本合意の延長および人道援助の輸送を来年1年間も続行することへ向けた我々チームの尽力を歓迎してくれた」

プレスコット次席代表は、これは露米が共に作業を行うことができたことを示すポジティブな兆候とポジティブなシグナルであると評価している。

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