スペイン消費相、肉の消費量削減を呼びかける 地球温暖化を防ぐため

スペインのガルソナ消費相は、動物性食品の量が少ない多様な食事は健康を促進し、地球温暖化防止に貢献するとの考えを示した。
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ガルソナ氏は、1キロの肉を生産するには1万5000リットルの水が必要であるほか、農業は有害な排出物の大きな部分を占めていると説明し、2050年までに気候中立を実現するために、スペインは農業における温室効果ガス排出の問題に取り組むことになると指摘した。

​ブルームバーグの情報によると、スペインでは2020年、大気汚染の約14%を農業分野が占めた。これは、肉製品の需要の高まりが部分的に関係しているという。統計によると、スペインにおける2020年の1人あたりの肉の消費量は平均50キロで、推奨量の2倍だった。

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