ドイツ議員 EU離脱とロシアとの連携を呼びかけ

ドイツはEU(欧州連合)離脱と「新たな欧州空間」創設について考える必要がある。「ドイツのための選択肢」党のティノ・クルパラ連邦議員がウェルト紙の取材で語った。同議員は「新たな連合」にはロシアの居場所があるはずだと考えている。
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「ドイツは現在のEUから離脱し、新たな欧州経済グループを創設すべきである」と語った。

クルパラ議員はドイツの国民的アイデンティティとドイツ人文化に与える「同盟国、特に米国の心理戦」の影響についても言及した。

その例として「ノルドストリーム(ノードストリーム)2」に対する米国の政策を挙げ、米国の戦略的利益のために「意図的に誤情報を流し、意見の操作をしている」と評した。

米国の対「ノルドストリーム2」政策

米国はパイプライン「ノルドストリーム2」建設に公然と反対し、あらゆる手を尽くし当プロジェクトの阻止を図っている。その目的はまず、ロシアの国益にダメージを与えるため、そしてロシア製天然ガスを欧州に輸送する際に経由地となるウクライナへの支援の表明だ。また多くの専門家は、米国はこれにより自国天然ガスを欧州市場に推し進めたい意図があることを指摘している。

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