新型コロナウイルス

フランス、医療従事者らにワクチン接種を義務化 8月からは接種証明も必須に

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、全国の医師や医療従事者に新型コロナワクチンの接種を義務化することを発表した。また、8月以降は飲食店や長距離車・飛行機の利用時にワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を義務付けると表明した。
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12日に演説を行ったマクロン氏は「医療従事者や高齢者施設職員にワクチン接種を義務づける」と発表した。

マクロン氏は「今日から医療従事者らへの接種をスタートし、9月15日からは接種証明のチェックを行う。そして未接種者には罰則を適用する」と明らかにした。

オリビエ・ベラン保健相によれば、9月15日以降、未接種の医療従事者らは勤務できず、給与も支払われなくなる。

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同時に、マクロン氏は、7月21日以降は映画館などの文化施設、8月以降は飲食店や長距離車・飛行機の利用時にワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を義務付けると発表した。

マクロン氏によれば「デルタ株」には今すぐに対策を講じる必要があり、「今日行動を起こさなければ、8月には必然的に感染者数および重症者数の増加につながるだろう」と述べた。

先に、ベラン保健相は、早ければ7月下旬にも新型コロナウイルスの新たな波に直面する可能性があると警告していた。

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