新型コロナウイルス

原油価格の下落が継続 景気回復への懸念から

14日、取引データによれば、世界の原油価格は、新型コロナウイルスの変異種「デルタ株」の景気回復に対する影響への懸念が増大したことを背景に、下落が継続している。
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ブレント原油価格 5月以来最大の下落幅
日本時間19時53分時点で北海ブレント原油先物9月限の価格は0.64%安の1バレル76ドルとなり、WTI原油先物8月限の価格は0.64%安の1バレル74ドル77セントとなった。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューに、PVMオイル・​アソシエーツ社のアナリストであるステファン・ブレノック氏は、「原油市場では問題が深刻化している。新型コロナウイルス『デルタ株』の感染者数が増加し、景気の完全な回復の足を引っ張るおそれから懸念が広がっている。また、このことは、短期的そして中期的には、原油需要の増加にとって深刻な脅威となっている」と語った。

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