酸素の代わりに間違って亜酸化窒素が吸入された乳児が死亡

オーストラリアのシドニーで酸素マスクの装着で酸素ではなく亜酸化窒素が吸入された新生児が死亡した。デイリー・ミラー紙が報じた。
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報道によれば、新生児のジョン・グラハムちゃんは帝王切開で生まれた。手術の際、医師らは子どもの首にへその緒が巻き付いているのに気付いた。男の子は普通に呼吸ができていなかったため、新生児用の集中治療室に運ばれた。

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新生児の呼吸を正常にするため、子どもに酸素マスクが装着されたが、彼は医師らの措置にまったく反応しなかった。そのため人工呼吸とアドレナリン注射が行われたが、これらの措置も効果がなく、赤ちゃんは生まれてわずか1時間で死亡してしまった。その後まもなく、新生児は酸素の代わりにマスクに亜酸化窒素が注入されたことで死亡したことが判明した。

調査では、同化学物質はセッティングミスにより吸入されたことが明らかとなった。

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