新型コロナウイルス

ウクライナ 輸送不備からファイザー製ワクチン9000本超が解凍

ウクライナでファイザー製のコロナウイルスのワクチン9360本が不備から輸送の段階で解凍されていたことが明らかになった。地方の保健課がFacebookを通じて明らかにした。これにより4680人分のワクチンが損なわれた。
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ポータル Strana.ua にはファイザー製ワクチンを搬入したコンテナーの開封作業を撮影した動画が公開されており、それを見るとコンテナー内部の温度が10度から12度に上昇していることがわかる。またワクチンはウクライナ国内では冷凍手段を使わずに輸送されていた。ファイザー製ワクチンの輸送は、マイナス60度から80度を保って10日以内に行う必要がある。このため同社は輸送用にドライアイスを用いる特別な方法を編み出していた。

イスラエル 6月のファイザー製ワクチンの有効性は64%
ハリコフ市の保健衛生課によれば、輸送に不備のあったワクチンは隔離されたのち、ワクチンの配分、輸送を担当している保健省の下の国営企業「ウクルメドポスタチ」に返品されている。

ファイザー製ワクチンの輸送、保管では6月にも日本の新潟県で3192本が解凍後、誤って再冷凍され、廃棄される不祥事が起きている。その前には福岡県大牟田市で常温放置された1044本が廃棄処分されていた。

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