トヨタ 南アの工場を一時稼働停止 暴動で社員の安全を第一に

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トヨタ自動車は15日、南アフリカでの暴動発生を受け、現地工場の稼働を12日から止めている。現地のトヨタの子会社がロイター通信に明らかにした。
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ロイター通信によれば、稼働停止は従業員の安全確保が目的で、現時点では再開のめどはたっていない。工場だけでなく、販売店も一部が営業を取りやめている。

南アフリカではズマ前大統領が法廷侮辱罪で7日に収監されて以来、抗議デモが暴動化しており、商店の略奪や倉庫への放火などが続いている。NHKの報道によれば、国内最大の製油所も操業を一時停止しており、コロナウイルスのワクチンの接種会場の多くも閉鎖を余儀なくされている。

トヨタは南アフリカでは1962年から生産を開始。主要車種としてカローラ、ハイラックス、フォーチュナー、ダイナ、ハイエースの生産工場がある。

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