国連事務総長、東京五輪期間中の紛争休戦を呼びかける

国連のグレーテス事務総長は15日、ビデオメッセージを発表し、東京オリンピック・パラリンピック期間中の世界のあらゆる紛争について休戦し、「過去数週間および数ヶ月で達成された結果を発展させる」よう呼びかけた。新華社通信が報じた。
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グレーテス事務総長は「数日後、世界中のアスリートたちがオリンピックとパラリンピックのために日本に集まる。彼らはパンデミックの中、大会に参加するため、巨大な障害を克服しなければならなかった」と指摘し、「我われも、地球に平和を構築するための行動において、同じような力強さと連帯を示す必要がある」と述べた。

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グレーテス氏は「人々や各国は、恒久的な停戦を達成し、持続的な平和への道を見つけるために、この一時的な中断を利用することができる」と指摘した。

オリンピック停戦の古代ギリシャの伝統は、紀元前8世紀に生まれ、オリンピックの神聖な原則だった。国際オリンピック委員会(IOC)は1992年、すべての国に大会期間中の停戦を守るよう呼びかけ、この伝統を復活させた。 

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