末期がんを偽り、同情の寄付金で夢のディズニーランド旅行 したたかな英女性がお縄

英国で32歳の女が、5年にわたって自分はガンの末期だと偽り、集まった寄付金をはたいてディズニーランド旅行を楽しんでいたことが明るみになった。デイリー・ミラー紙が報じた。
この記事をSputnikで読む

末期患者を偽装していたのはイースト・ライディング・オブ・ブ・ヨークシャー州キングストン・アポン・ハル在住のステファニー・ハンター。ハンターは電話勧誘販売員として働いていたが、2016のある日、ボスに病気に罹ったと告げ、21日間の病欠願いを提出した。

​ハンターは、自分はがんと診断され、肺の手術を受けねばならないと主張しており、2017年1月から9月まではフルに勤務した週は1回もなかった。

同じ会社の同僚たちは、ハンターを助けるために募金活動を始めた。募金は、ハンターにとって家族との最後の旅行となるディズニーランド行きを実現させるのが目的で、友人や同僚、地元企業などから集まった寄付金はあわせて1万400ポンド(157万円以上)に上った。

ところがハンターがディズニーランドから帰ってきた後から、嘘は徐々にばれていった。死後の子どもの世話を心配して訪問したソーシャルサービスにハンターはとうとう自分が末期がんを偽っていたことを打ち明けた。

事は裁判沙汰に発展し、英司法はハンターに15ヶ月の懲役を言い渡した。

カムチャツカ半島で熊に襲われた夫婦が2日間木の上で過ごす

関連ニュース

コメント