シャムシュル元駐米大使はテレビ局「ウクライナ24」の番組に出演した中で、次のように指摘した。
リアリストにならなくてはならない。実際のところ、メルケル首相とバイデン大統領の首脳会談で行われたこの問題に関する議論が示すものは何か。それはこの議論が「ストリーム」の運命、そしてウクライナの立ち位置に与えた影響はゼロであり、何も変わっていないということに過ぎない。実際、ドイツも米国も表面的な見解の違いを記録し、我々の利益(つまり、我々にも権利があるということ)を踏まえる、と上っ面では約束した。それは素晴らしいことだが、本質的には何も変わっていない。思うに、まだ少しは可能性が残されていることから、この恥ずべき計画に最後まで立ち向かう必要がある。建設計画が完了するまで、米国の制裁再開や強化、加えて、欧州連合の法律が承認、施行される段階でも可能性が少しは残されている。しかし、これは実際のところ可能性に過ぎない。こうした可能性を実現できるかどうかは主要国の願望と意思に関わっている。
そのうえでシャムシュル元駐米大使はドイツ、米国ともにそうした意思を発揮する見通しはないことから、「ノードストリーム2」が実際に機能するという「最悪」のシナリオに備える必要性を指摘した。
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