新型コロナウイルス

WHO「新型コロナ関連の制限解除を急ぐべきはない」

世界保健機関(WHO)のハンス・クリューゲ欧州支部代表は、新型コロナウイルスのパンデミックはまだ終わっておらず、制限措置の解除を急いだ昨夏の失敗を繰り返すべきではないと警告した。
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クリューゲ氏は、夏は到来したが、パンデミックの収束にはまだほど遠いことを強調。

「パンデミックによる疲労が集団的な精神状態に悪影響を与えており、人々が、この辛い時期が過ぎた後は目一杯自分を解放したいと思うのは当然のことである。しかし昨年の夏もすでに同じような状態だった。あまりにも急速に制限が解除され、欧州地域では新規感染者と死者が激増し、ロックダウンに戻ることを余儀なくされた」と語る。

世界保健機関(WHO)はこれより前、新型コロナの変異種であるデルタ株が世界中で猛威を振るうと警告している。

7月19日時点で、世界のコロナ感染者は累計1億9042万6864人となった。

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