マスク氏のスペースX社 火星打上げ用のロケットエンジンを試験

イーロン・マスク氏が代表を務めるスペースX社は、ロケットブースター「Super Heavy」のエンジンの静止試験を実施した。予定では今後、同ブースターは火星への飛行のため軌道に向けて宇宙船Starshipの打上げを実施する。スペースX社がツイッターで発表した。
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同社はプレスサービスで、「初の静止テストではSuper Heavyの加速装置を試す」と表明した。

サイト「Space.com」では、テキサス州のボカ・チカに位置する演習場領内でスペースX社のスタッフらがロケットエンジン「Raptor」3機の点火を短時間実施した。

​その際、全過程に必要だったのは数秒ほどだった。

再使用可能な宇宙船Starshipは火星への人間の輸送用に開発され、機内には100人が乗船することができる。

これまでマスク氏は、おそらく地球周辺の軌道で初の飛行テストを2021年には実施すると表明していた。しかし、この計画はさまざまな調整が必要となるとスペースX社の創設者は予め予告した。

この間、マスク氏は新たな記録を打ち立てている。科学用機器を搭載した通信衛星が宇宙に打ち上げられ、同様に宇宙での散骨のため数百人の遺灰を運んでいる。

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