タリバン、地方都市の半数を勢力下に置く=米軍制服組トップ

過激派組織「タリバン」(ロシアで活動禁止)はアフガニスタンで地方の主要都市のうち、およそ半数を勢力下に置き、戦略的にも優勢に立っていることから、アフガニスタン政府軍の敗北は濃厚となった。米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長がブリーフィングの中で明らかにした。
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ミリー統合参謀本部議長は国防総省で実施されたブリーフィングの中で、次のように指摘した。

タリバンが勝利するという事態の展開について我々はいま話し合っている。そうだ、実際にそうななる可能性がある。彼らは勝利確実と宣言している。

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ミリ―氏によると、タリバンはアフガニスタンにある主要都市のうち、およそ半数にあたる200の都市で優勢に立ち、勢力下においているという。

アフガニスタンでは現在、34の大都市がまだタリバンによって制圧されていないものの、タリバンはそうした大都市へも攻勢を強めているという。タリバンは人口密集地を包囲して孤立させる作戦を取っている模様。 

ミリー統合参謀本部議長は会見の中で次のように指摘した。

端的に言って、直近の6ヶ月から10ヶ月の間に領土の大半がタリバンによって制圧された。戦略的に勝機はタリバン側にあるようだ。

アフガニスタン政府軍は地方都市を離れ、主要都市や首都の防衛に部隊を結集させるとのこと。 国防総省はアフガニスタン全土がタリバンによって制圧される可能性も除外していない。ただし、「まだゲームはまだ終わっていない」とミリー統合参謀本部議長は語気を強めた。


バイデン米大統領は4月14日、2001年10月から米国が開戦したアフガニスタンでの作戦終了を宣言。米軍の完全撤退を8月31日に完了させると明言している。

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