新型コロナウイルス

大会 チェコ代表団で感染蔓延 選手に感染させたのは同行の医師

東京五輪のチェコ代表に同行する、ワクチン接種を拒否した医師から陽性反応が検出され、代表団の選手らに感染させていたことが明らかになった。22日、ネットニュース配信の「スピーソク」が報じた。
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陽性反応が出たのはヴラスチミル・ヴォラチェク医師。「スピーソク」は、同医師が選手に感染させたのはプラハ発東京行きのチャーター機の機内のことだろうと報じている。チェコ・オリンピック委員会はすでに、同機に搭乗した代表団の全員が感染防止の衛生基準には遵守してはいなかった事実を認めている。

新しい現実でのオリンピック マスクとPCR検査と数十億人のファンのための中継と
ヴォラチェク氏の感染の事実はオリンピック村での毎日の感染検査で明らかになった。オリンピック村で感染者が出たのはこれが初めて。

現時点でチェコ代表からビーチバレーボールのオンドルジェイ・ペルシチ選手、同じくビーチボールバレーのコーチのシモン・ナウス氏、卓球のパーヴェル・シルチェク選手に陽性反応が検出されている。東京までの機内では、この3人が近くの席に座っていた。

オリンピックの感染症対策のマニュアルでは感染者は特別のホテルにうつされ、少なくとも10日間の隔離生活を送ることになっている。

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