新型コロナウイルス

中央アメリカのホンジュラスで「黒いカビ」により2人が死亡

中央アメリカのホンジュラスでは、ムコール症(「黒いカビ」)が原因とされる2件の死亡例が確認された。地元メディアが保健省の情報を引用して報じた。
この記事をSputnikで読む

ホンジュラスの「ラ・プレンサ」紙は「保健省は、ムコール症が原因とされる国内2例目の死亡者を確認した。国立研究所のミッツィ・カストロ所長によると、南部チョルテカ県の64歳の男性は、助けを求めたが間に合わず、21日に死亡した」と伝えた。

ホンジュラスでは先に、北西部サン・ペドロ・スラ市で30歳の女性がムコール症により死亡したことが明らかになっている。また、首都テグシガルパでも1件、感染が確認されている。

WHOが発表 新型コロナウイルス対策における主な目標

ムーコル症は、真菌によって引き起こされる感染症。環境中の真菌胞子と接触した人、または真菌が切り傷、引っかき傷、または火傷によって皮膚にできた開口部から侵入して発症する可能性がある。糖尿病患者や、新型コロナウイルス感染症などの病気で免疫力が低下した人がかかりやすい。

ラテンアメリカでは、ウルグアイ、ブラジル、チリ、メキシコ、グアテマラでムコール症の感染が報告されている。

関連ニュース


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント