米国は経済にとって「取り返しのつかない損害」を伴うデフォルトに陥る危険性がある=米財務長官

米国のイエレン財務長官は、7月31日以降に政府債務上限が引き上げられない場合、米国は経済にとって「取り返しのつかない損害」を伴うデフォルトに陥る危険性があると警告した。
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CNBCによると、イエレン氏はペロシ下院議長に書簡を送り、7月末にも米財務省は国が資金を調達する手段である国債の発行を停止すると伝えた。

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またイエレン氏は、債務上限について合意できなかった場合、財務省は8月2日より米議会の債務の支払いをするために緊急措置を講じることになると警告した。これにより、数週間以内に国の口座を追加開設することができる。

またCNBCは、米国はこれまでの歴史の中でデフォルトに陥ったことはないが、デフォルトに近づくと混乱が生じる恐れがあると強調している。2011年には米下院が債務上限の引き上げを拒否し、米国のソブリン格付けが引き下げられた。

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