新型コロナウイルス

英医学誌「ランセット」はコロナ初期の情報公開せず=専門家

新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、学術論文に独占的アクセス権を持つ英医学誌「ランセット」は、コロナウイルスのヒトからヒトへの感染を確定づける論文も入手できていたが、隠蔽していたことが明らかになった。医学専門家ジェフリー・フェラール氏の著作をもとに英紙デイリー・メールが伝えている。
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フェラール氏は、「ランセット」がパンデミック初期に入手していた情報は、感染拡大を抑制し、数百万人もの命を救えた可能性もあるとの考えを示した。「ランセット」は「1秒を争う時に」中国医師らの初期の研究を公開せず、有数の免疫学者のアドバイスに耳を傾けなかったという。

無症状キャリアによりウイルスが拡散するという証拠も公開されなかったとフェラール氏は指摘する。「世界はこのことをいち早く知るべきだった」「感染拡大時にはスピードが最重要だ」と結んだ。

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