新型コロナウイルス検査で陽性となったため、男性は飛行機に乗ることができなかった。一方、男性の妻は検査で陰性だったため、飛行機に乗る条件を満たしていた。そこで男性は、空港職員を騙すことを決め、ニカブ(イスラム教徒の女性が着用するベール)に着替えた。男性は検査を通過し、飛行機に乗り、テルナテ島に向かったが、機内で客室乗務員に見つかった。
男性が機内のトイレで女性服を脱いだことに客室乗務員の1人が気づいた。男性は着陸後に拘束された。男性は救急車で搬送され、隔離のため自宅へ送られた。
また、新型コロナウイルス感染症に関する制限措置に違反したため、男性は刑事罰を受けることになる。
今回の出来事を受け、インドネシアの各空港ではセキュリティ対策が強化されるという。
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