露下院副議長がウクライナ大統領を批判、「国益に興味のないショーマン」 

露国家院(下院)のピョートル・トルストイ副議長はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領について、国民の問題に関心がない「ショーマン」とコメントした。ゼレンスキー大統領は29日、国防能力引き上げを目的とした法案に署名していた。
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ゼレンスキー大統領は29日、国家の防衛能力向上を目的とした「国家抵抗」システムを国内に構築することに加え、軍の構成人数を4.4%向上させ、26万1000人にまで増強することを定めた法案に署名した。

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この事態を受けトルストイ副議長はSNSの「テレグラム・チャンネル」に投稿した中で、次のように批判した。

ウクライナ政府は社会を軍事的なレトリックで洗脳する政策を継続している。今回は、「国家抵抗」を引き合いに出している。もちろん、国家がなかば崩壊している段階であることから、軍の人数を引き上げることしか他にやることはなかろう。

トルストイ副議長は、国民に対する懸念が大統領の優先事項に含まれていないとした上で、「キャスティングされた役を演じており、相変わらずショーマンとして忠実だ」とゼレンスキー大統領を揶揄した。

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