安倍前首相の不起訴不当 検審議決、「説明責任」求める

安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題で、東京第1検察審査会は30日までに、公選法違反容疑などで告発され不起訴となった安倍氏について、一部を「不起訴不当」と議決した。15日付。検審は「首相だった者が、秘書がやったことだと言って関知しない姿勢は国民感情として納得できない。疑義が生じた際は、きちんと説明責任を果たすべきだ」と指摘した。東京地検特捜部が再捜査する。
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議決書によると、不起訴不当となったのは、有権者に寄付行為をしたとする公選法違反容疑と、会計責任者の選任監督に対する注意義務違反があったとする政治資金規正法違反容疑。

 

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