新型コロナウイルス

中国の学者、武漢のコロナ遺伝子情報を再び公開

中国の学者らは7月初旬、米国のデータベースから以前削除された新型コロナウイルスの初期サンプルの遺伝子配列に関するデータを再び公開した。このデータは今回、中国のデータベースに掲載された。ニューヨーク・タイムズが報じた。
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先に、米シアトルにあるフレッドハッチンソンがん研究センターのウイルス学者、ジェシー・ブルーム氏は、中国の武漢市で2020年1~2月に新型コロナウイルスに感染したか、または感染が疑われて入院した患者から採取したウイルスのサンプルから得たゲノム配列に関するデータが米国のデータベースから削除されたと伝えた。

ウォール・ストリート・ジャーナルは米国立衛生研究所(NIH)を引用し、コロナウイルスの初期サンプルは中国側からの要請を受けて米国のデータベースから削除されたと報じた。

一方、このゲノム配列に関するデータは現在、中国国家生物情報学センターのデータベースで見つけることができる。ニューヨーク・タイムズによると、武漢大学の研究者で、学術雑誌Smallに掲載された論文の著者の1人、ベン・フー氏が、データベースに加えたという。

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